障がい者雇用事例/おおつかがゆく!

小島靖子さんが立ち上げた障がい者が働く「街のど真ん中のレストラン」

ダイニング街なか【東京都・北区】

スワンベーカリー十条店の小島靖子さんといえばあまりにも有名な福祉起業家のおひとり。
その小島靖子さんたちが、こんど十条にあたらしくレストランを開店されました。小島さんにとってはスワン開店時からの夢だった「誰でも分け隔てなく受け入れるレストラン」「就労している彼ら(障がい者)たちが、ふらっと立ち寄れるレストラン」を様々な人と一緒にみごと実現されました。

 

JR埼京線十条駅徒歩1分  お客様がどんどん来店されています。
このレストランを経営しているのは「株式会社ヴイ街なか」 れっきとした株式会社です。
そして、なんと株主は100名を越えているんだそうです。

 

お店の中はこんな感じです

おしゃれ、癒し、ゆったり、オーガニック。誰もがあこがれる空間がそこにありました。コンセプトは「ここにくれば、何もいわなくてもバランスいいごはんが食べられるよ」だそうです。

 

メニュー開発は近くの東京家政大学の栄養学科とのコラボで行なわれています。

 

ランチタイムは600円から夜は「夕ご飯とお酒」と題して、旬の食材を使った野菜たっぷりの街なか夕ご飯が食べられます。
このひおおつかがいただいた「夕ご飯」の一部です。
カラダにも心にもやさしいお料理です。
はっきりいって「美味しゅうございます」

 

店長の樋上さんと小島靖子さん

 

料理長の新田さんと小島靖子さん

 

もちろん普通に障害スタッフが働いています。
黒川祥生さん。
あたりまえでね。いいですよね

奥の方は、平丈さん。
手前の方は山田のりこさん。

 そしておまけ。
2階にあるスタジオ街なかは貸しスタジオ。
取材にお邪魔した日は、ちょうど知的障がい者のダンスセッションの日でした。

~おおつかのひとりごと~

「小島さんが王子養護学校(当時)に異動になられた。
定年後卒業生の立ち寄り場と働く場としてスワンベーカリー)をつくった。10年で十条という街が変わった。知的障害がある彼らを十条という街全体で支えているのよ。そして彼らに支えてもらってるのよ」
取材時、小島さんの20年来の友人である大谷弁護士がおっしゃっていました。
「彼ら(障がい者)が街の中に溶け込んで働くのが大切」が持論の小島靖子さん。小島靖子さんを100人つくろう!あらためて決心したのでした。

訪問先データ

店名:ダイニング街なか
障がい者雇用数:4名(知的障害)
所在地:東京都北区上十条2-28-6
TEL:03-6454-3870
ダイニング街なか

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