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障がい者の働く場レポート

「障害がある人も一緒に働くのが当たり前ですから」

ベーカリーカフェ AZUKI【東京都・北区】 大野 貞子 さん

大野さんは、福祉起業家経営塾の2期生です。そしていよいよ2007年9月、念願であったベーカリー&カフェAZUKI(以下「AZUKI」といいます)をオープンさせ、福祉起業家としての日々がスタートしました。

おおつか:おしゃれなお店ですね~。

大野さん:日本的の伝統的なお菓子の素材である小豆(あずき)を「AZUKI」という店舗名にしました。店舗デザイン、家具、メニュー、食器など、和のテイストと洋のテイストが融合しているんです。赤羽らしくない雰囲気(笑)が予想以上に喜ばれて、若いお母さんから地域のお年寄りまで、たくさんのお客様がご来店していただいています。

おおつか:福祉起業をしようと思ったのはなぜですか?
大野さん:娘には知的障害のあるAちゃんという幼ななじみの友達がいました。ある時事故に遭い車椅子の生活をするようになった娘がこう言ったんです。「Aちゃんには知的障害があるから、私がAちゃんを助けなきゃと思っていたけど、今度はAちゃんが私の車椅子を押して私を助けてくれる。誰だってお世話になるときはあるし、誰だって誰かの役に立てるんだね。」
娘の言葉で「はっ」としました。障害のある人もない人も一緒に働くのも当たり前のことなのだ。私がそういうお店を作りたいと思ったんです。

おおつか:大野さんはお店の経営というのは初めてなんですか?
大野さん:8年前主人が亡くなる前まではブティックをやっていましたが、飲食業というのは初めてです。
福祉起業家経営塾に参加したことがご縁で、スワンベーカリー赤羽店でアルバイトをさせていただきました。障がい者と働くこと、ベーカリーのことなどを勉強しました。ありがたい経験でした。

天然酵母のパンと紅茶のセットいい感じです~。

おおつか:このパン、おいしいですね~!
大野さん:ありがとうございます!本当においしいパンがお出しできていると思います。製造スタッフたちがとても優秀なんです。
おおつか:どうやってめぐり合ったんですか?
大野さん:いろんなところで私の計画を話していると、どんどん出会いが生まれていきました。その中で、「一緒にやりたい」という人たちに出会えたのです。このスリランカ直輸入の紅茶もそうです。福祉起業家経営塾の同期生の田村さんのご紹介なんです。

おおつか:どんな障がい者スタッフが働いていますか?
大野さん:知的障害のあるスタッフ3名の方を雇用しています。接客やパンの仕事などですごく力を発揮してくれています。これからどんどん職域を広げて行ってくれると思います。
おおつか:いい感じでお仕事をしてらっしゃいますね。
大野さん:でもこれで満足して欲しくないですね。このお店で仕事をして力がついたらもっと違うところに巣立っていって欲しいと思います。

おおつか:ところで、どうしてここ(東京・赤羽)に決めたのですか?
大野さん:結婚がきっかけで二十数年間、現在も赤羽に住んでいます。本当にいい所です。下町で、温かくて人と人のつながりもしっかりあります。けれども、最近の赤羽はお店の移り変わりも激しくて。。。それが残念でした。ですから、福祉起業して障がい者の働く場を作るのと同時に、微力ながら赤羽のコミュニティづくりにも貢献したいという思いがありました。

おおつか:夜のメニューも素敵ですね。
大野さん:こんどは、ぜひ夜にお越しくださいよ。南フランスを始めとするおいしいワインやおつまみも美味しいですよ!
おおつか:かしこまりました~!

 

~おおつかのひとこと~

我々FVPにとって福祉起業家経営塾卒塾生の活躍は何よりもうれしいことです。取材中もどんどん地域のお客様が来店されていました。「地域に障がい者の働く場をつくる福祉起業家」ど真ん中の大野さんでした。ぜひぜひぜひ、ご来店くださいませ~!

 

今回、秘書として同行したのは・・・
FVPスタッフ 増子信子 です。
「大野さんカッコいい!そして楽しそう」私がお店に伺って一番初めに感じたことです。お客様へ、スタッフへ、テキパキと元気良く、声を掛けていらしゃいました。私が大野さんに初めてお会いしたのは、私がまだ、FVPに入りたてのインターン時代。大野さんは福祉起業家経営塾の塾生でした。「神楽坂にある茶寮のようなカフェがしたい」そうおっしゃっていたことを思い出しました。あれから数年。大野さんのなさりたい事業をみごと実現されてる。素晴らしいと思いましたす。そして、大野さんの姿がとても凛々しく感じました。 「自分がしたいと思ったことを話していったら、自然と協力者が現れたの」と大野さん。思うだけでなく、まずは、話してみること。そして実行すること。すごい!すごいな!と尊敬してしまいました。白を基調とした店内。清潔感にあふれていて、そしてどこか和む雰囲気。ガラスの棚に並べられている、パンはどれも美味しそう。(実際美味しかったです)。会社の近くにあったら、毎日でも行きたくなる、そんな、居心地のいいお店でした。

~おおつかのひとりごと~

我々FVPにとって福祉起業家経営塾卒塾生の活躍は何よりもうれしいことです。取材中もどんどん地域のお客様が来店されていました。「地域に障がい者の働く場をつくる福祉起業家」ど真ん中の大野さんでした。ぜひぜひぜひ、ご来店くださいませ~!

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訪問先データ

011000

ショップ名:ベーカリーカフェ AZUKI
住所:東京都北区神谷2-48-16 (北運動公園隣)
TEL/FAX 03-3598-4640
営業時間:11:00~22:00(L/O 21:30)
定休日:火曜、第1・3月曜日

 


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