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障がい者の働く場レポート

横浜市初!民間企業が運営する福祉喫茶(ふれあいショップ)

ほっと!スマイル【神奈川県・横浜市磯子区】 喫茶店 株式会社 ファンケルスマイル

横浜市には、障がい者の就労の場の確保を目的とした売店や喫茶店(「ふれあいショップ」と名づけられています)が市内で20ヶ所運営されています。
「ほっと!スマイル」は、その中で唯一民間企業が運営しているふれあいショップです。

 

 

喫茶店「ほっと!スマイル」は、横浜市磯子区総合庁舎、つまり磯子区役所の建物の1階にあります。こちらの経営母体は、株式会社ファンケルの特例子会社ファンケルスマイルです。

 

 

 

まずは試食から。
特製カレー580円。
本格的な辛さです。真ん中の温泉玉子を混ぜ混ぜして食べるとマイルドに。一皿で二つの味が楽しめます。クセになりそうな味わいです。また、さすがファンケル!(青汁もありました。こちらは100円。 )

 

 

こちらはとろっと玉子のオムライスです。
「とろっと」具合がたまりません。

 

 

 

 

店長の簑島さんです。学生時代は手話を勉強していらっしゃったとか。

 

 

 

 

おおつか:開放感のある明るいお店ですね。お客様はどんな方が多いですか?
簑島さん:女性が6~7割ですね。総合庁舎(区役所)にお越しになった方や併設の図書館をご利用される方が多いですね。図書館でお借りになった本を読みながら、ゆっくりお茶を召し上がるお客様もいらっしゃいます。
おおつか:私はカレーをいただいたのですがとてもおいしかったです。
簑島さん:厨房設備に制約がある中で、できる限りの「手作り」にこだわっています。手間がかかるので大量には作れないのですが、お客様にはおいしいとお褒めの言葉をいただいています。
おおつか:人気メニューはなんですか?
簑島さん:ファンケルグループということで「美と健康」をテーマにしたメニューを心がけています。コーヒーや紅茶は有機栽培のものです。週代わりでお出ししている「スマイルオリジナル重」が一番人気です。ご飯は、話題のギャバが豊富に含まれているファンケルの「発芽米」を使っておりまして、ヘルシーなメニューとしてお客様に喜んでいただいています。週代わりのメニューで限定15食です。早いときには12時過ぎに売り切れになってしまうほどです。白玉ぜんざいも人気があるんですよ。ぜひお試しいただきたいメニューのひとつですね。

 

おおつか:勤務体制はどうなっていますか?
簑島さん:営業時間は10時から16時30分です。店長の私、障がい者スタッフが3人、パートタイマー1人の5人です。
おおつか:なるほど。皆さん、笑顔や接客マナーがすばらしいですね。こんな笑顔で迎えられるとうれしくなってしまいます。スタッフの方に対して特別な教育や訓練をなさったんですか?
簑島さん:障がい者がスタッフだということで、特別扱いはしていません。ファンケルは、店舗運営を行っているため、接客などに関して教育専門の部署をもっています。「ほっと!スマイル」のスタッフも、そこで接客やマナー研修を受けたんです。店舗でもOJTを行っています。ファンケルスマイルでは、「良いところを伸ばしながら、どんどん仕事を任せて、責任感を養い、社会的自立を促す」という障がい者雇用のモットーがあります。「ほっと!スマイル」でも同じ考え方のもとに一緒に働いています。

 

おおつか:オープンは2007年2月ですので、ちょうど軌道に乗ってきたころですね。
簑島さん:1日に約100人くらいのお客様がご利用になります。もっとたくさんのお客様にご利用いただきたいですね。オープン当初は無我夢中でした。今はやりたいことが、ありすぎて、何から手をつけようかというところです。
おおつか:たとえば?
簑島さん:ケーキや焼き立てパン等の軽食をもっと充実させたいですし、食器も少し変えたいなあと思っています。お店の入り口のところも手を加えたいですね。
おおつか:すご~い!今度お邪魔したときは、もっともっとバージョンアップしているということですね!楽しみ~!!今度は必ず「スマイルオリジナル重」を食べますね!
簑島さん:ありがとうございます。店名のとおり「ほっと一息くつろいでいただける場所」を目指して、これからもがんばってまいります!

 

はっきりいって、もっと「ファンケル」「ファンケル」しているのかと想像していました。でも違いました。意識してよ~く見なければファンケルグループということはわからないでしょう。でもどこか違う。いわゆる福祉喫茶とはぜんぜん違うオーラ!従業員さんの笑顔が素敵!接客が丁寧!お食事がおいしい!!
さすがファンケル!さすが民間企業!ファンケルさんの奥ゆかしさと品格を垣間見たような、おおつかでした。

―スタッフのみなさんと―

 

今回、秘書として同行したのは・・・
神奈川県社会福祉協議会  高田 淳子 さん です。
今回、大塚さんのお供をさせて頂いた先は、「ほっと!スマイル」さん。
店長が店名の由来を「そのまんままですよ」と仰っていたとおり、天井の高い、採光の良い店内に案内され、着座するなり「ほっと!」して、店員さんのキビキビしたお仕事ぶりを見て思わず「スマイル」です。
私がオーダーした「とろっとたまごのオムライス」も量が結構あるなぁと思いつつ、おいしいので完食してしまいました。同行した職場の同僚も普段食が細い人なのに、特製カレーを完食です。厨房が狭いということでしたが、このスペースでレトルトなどでなく手作りというのも感激でした。
ファンケルさんは私の地元の企業ですが、活動をとおして「障がいがあっても地域社会の一員として参加していける」という可能性や、「社会の一員として生きていこう」という熱い思いがひしひしと伝わりました。この思いこそがバリアーのない社会づくりとして大事なこと、それ実践されているなと感じられました。
ところで、大塚さんに、最後までからかわれていたのですが、実は店長さんのさわやかな「スマイル」こそ絶品!?超イケメンなんです。みなさんも是非一度、足をお運びください。

 

~おおつかのひとりごと~

有名企業と行政とのコラボで、あったかいカフェ。いいですね!名前のとおり、みなさん笑顔で働いていらっしゃるのが印象的でした。

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訪問先データ

002010

ショップ名:ほっと!スマイル
住所:横浜市磯子区磯子3-5-1 (横浜市磯子区総合庁舎内1F)
TEL:045-750-0530
営業時間:月~金 第2・第4土曜日 10:00~16:30
席数:24席 スタッフ数:5名(うち知的障がい者3名)

株式会社ファンケルスマイル
URL:http://www.fancl.co.jp/smile/index.html

 


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