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障がい者の働く場レポート

本人も店舗にもハッピーな障がい者雇用を目指してます

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 人材支援本部 西岡 明里さん

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は全国にTSUTAYAなどのフランチャイズ展開とTポイントカードを展開する企業です。
「とってもいい感じの障がい者雇用だよ」という情報提供を受けての突撃取材です。

 

 

今回お邪魔したのは新宿東口。新宿通りに面した大型店舗「TSUTAYA新宿店」です。
お隣はかの有名な新宿中村屋です。

 

 

 

伊藤勇太さんです。TSUTAYA新宿店で働いて1年4ヶ月になります。
ステキな笑顔。

 

 

 

 

お仕事風景のショットです。
朝礼の後、まず最初の仕事は、担当の4階の売り場の清掃です。

 

 

 

 

そして次は「マスターバック」と呼ばれる仕事。
レンタルが終わったDVDをケースに戻す仕事。
全スタッフの中でも伊藤さんは特に作業スピードが高いのだそう。

 

 

 

伊藤さん:だんだん覚えていくとスピードが上がってきました。
おおつか:こんなにたくさんの量の商品の収納場所をどうやって覚えたのですか。
伊藤さん:私は車とかアクションものが好きなのでそこから覚えていきました。タイトルが同じでもシリーズが違ったり、同じ作品でもコーナーが二つに分かれている場合もあって慣れるまでは時間がかかりました。
おおつか:わ~。大変ですね。

 

 

おおつか:接客業にぴったりの笑顔ですね!
伊藤さん:お客様に褒めていただいたこともあります。とてもうれしかったです。
おおつか:その笑顔の秘密はなんですか?
伊藤さん:いつも笑顔を心がけているんです。マニュアルに「感じのいい人がいい」と書かれていたので。
おおつか:すばらしい!でもいやな気分になってしまうときはないのですか?
伊藤さん:いやなことがあっても、忘れるようにしています。「今日はマスターバック(上記)を何個できるだろう!」と前向きなことを考えるようにしています。不安を抱えたままで仕事をしていると他のスタッフに迷惑がかかってしまいますから。
おおつか:なんとステキなのでしょう!おおつかも見習わなければなりません。

 

 

おおつか:将来の夢や目標は何ですか?
伊藤さん:(伊藤さんは4階の売り場の担当なので)他のフロアの仕事も覚えたいです。そして後輩に教えられるようになりたいです。そして将来は1人暮らしをしたいです。
おおつか:きっとできますね!

 

 

CCCで障がい者雇用を担当する西岡明里さんです。
西岡さんも笑顔がステキ。
おおつか:ひとりで社内の障がい者雇用を担っているなんて大変じゃないですか?
西岡さん:今は大丈夫です。過去には、せっかく雇用した障がい者スタッフが退職してしまう時期もありました。採用段階で課題があったんですね。雇用を始めた当時は、本人のスキルを十分に見てあげられず、「雇用率順守への焦り」や「障害等級」ばかりに目が行きがちでした。
おおつか:今はそうではないと?
西岡さん:今は、採用前に実習を行い本人の「スキル」や「関心のある分野」を知ってから、担当してもらう仕事を決めています。障害によっては能力を発揮しづらい仕事内容もあるので、「できること」から優先したほうが活躍できる部分が多くありますので。
それから、「心を見る」というとかっこいいですが、「TSUTAYAで働きたい」という気持ちを大切にするようにしています。そうすると退職率が下がりました。退職率が下がると、本人もハッピーですし、私の仕事も楽になります。

 

おおつか:多様な障がい特性の方を雇用しておられるとか
西岡さん:ここ(新宿店)では現在4名の障がい者が働いています。知的障害、精神障害、高次脳機能障害の方です。私の仕事は、働く上での配慮すべきことを現場(店舗スタッフ)にきちんと伝えることです。どういう配慮をすればよいか分れば、障害種別を限定しなくとも雇用は難しくありません。

 

 

おおつか:配慮すべきことをどうやって現場に理解してもらったのですか。
西岡さん:従業員ごとに配慮すべきことをまとめたマニュアルを作って伝えました。「なれるまで業務スピードはゆっくりです」「具体的な指示をしてください」「繰り返し伝えて」などです。
おおつか:なるほど。分りやすい!!
おおつか:しかも1店舗で雇用する障がい者スタッフの人数が多い方が、(西岡さんの)マネジメントも効率的ですしね。

 

 

西岡さん:CCCは「できるまで徹底的にやる」という社風の会社です。そんなチャレンジ精神があったから今があるように思います。やればできる!って感じでしょうか(笑)。
障がい者スタッフにも色々な仕事にどんどんチャレンジしてもらい、得意分野を見つけながら自分らしく仕事ができる環境つくりを心がけています。
おおつか:西岡さんのキャラがCCCそのものなんですね!これからもがんばってください!!!

 

 

今回秘書として同行したのは・・・
インターンの相沢です。
私にとっては、障がいのある方が働いている現場をみるのは初めての経験でした。しかも今回取材を行ったのは、私もいつも利用しているTSUTAYAさん。こんなにも身近にあるお店に障がい者が働いている…しかもサービス業… 初めはそんな思いでした。
ですが伊藤さんが働いていらっしゃる姿を見て思ったことは「普通」でした。伊藤さんは、とても丁寧に、てきぱきと仕事をしながら、写真を撮る際にはには少し照れ笑いを見せてくださいました。
西岡さんから「それもできるようになったんだね」と声をかけられていましたが、インターンの私も、仕事を通して成長し、それが認められるとうれしいと思う気持ちは一緒だと感じました。
今回の取材を通して、私自身背筋を正された思いです。

~おおつかのひとりごと~

うつのスタッフも雇用されているんだとか。「具合が悪くて急に欠勤するかもしれないけど、急に欠勤しても穴の開かない仕事にすれば十分活躍してもらえる。」そうとあっけらかんとおっしゃる西岡さん。
不得意なところを見ていくのでなく、その人のできるところに注目する。「人材活用の極意を教えてくれるのが障がい者雇用なのだなあ」としみじみ思ったおおつかなのでした。

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訪問先データ

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会社概要 
会社名:カルチュア・コンビニエンス・クラブ
障がい者従業員数:54名(知的、精神、身体、高次脳機能障害)
所在地:東京都渋谷区恵比寿南3-5-7 恵比寿アイマークゲート6F
電話:03-6800-4500
URL:http://www.ccc.co.jp/

 


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