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「あなたが前に進むために」 -
Vol.051 -
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この秋、コンビニ業界ナンバーワン企業であるセブンイレブンが、「お〜いお茶」など一部のペットボトル飲料の値下げ販売に踏み切ったことはご存知ですか。
コンビニというのは、価格が売りでなく利便性が売り。
ですから定価販売というのは当然の常識でした。
そんなコンビニが値下げをした。
これって大変なことです。
コンビニを取り巻く競争環境が変わったぞ。
変化によって、お客様の行動にも変化が生まれているぞ。
こんなことを敏感に察知し、自分達の成功体験やこれまでのやり方も抜本的に問いただして行こうというセブンイレブンの経営判断。
コンビニと言えども、もはや定価販売にあぐらをかいている時代ではない。
より積極的にお客様のニーズに寄り添おう。
「今まで以上に積極的に変化に対応していくぞ」という決意の現われ。
そのように私はブンセキしています。
ドラッグストアや100円コンビニなどでは、すでに500ミリのペット飲料は100円で売られています。
お客様が「今どきペット飲料の定価販売なんて許せない。100円コンビニ並みにペット飲料を安くしてくれ」とセブンイレブンに直接伝えたのでしょうか。
言いませんよね。
他の店に流れるだけ。
コンビにはそもそも定価販売が当たり前、定価販売という聖域があるわけです。
値下げは劇薬で、失敗すると取り返しがつかない。
第一お客さんは、「安くしろ」と言っているわけではない。
悩みますよね。
でも値下げした。
なぜ?
私は、ここに重要なヒントがあると考えます。
このコラムを読んでくださっている方は当たり前の話ですが
目に見えることだけを捉えて、
これまでのやり方を疑うことなく行動を組み立ててしまうと、たいていは現状維持のエネルギーが働くんです。
故小倉昌男さんの口癖は「現状維持は衰退に通ず」でした。
変わろうにも変われなくなっちゃうんですよね。
福祉の世界、現状維持という意思決定をするには十分すぎる環境。
でも、利用者が高い給料を欲しいとは言わないから。
でも、家族は今のままでいいと言っているから。
でも、重度の利用者がいるから。
でも、これまでやってきたことを一度否定してなければなりません。
勇気が必要です。
今の時代、とにかく環境が変わっているのですから。 |
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