障がい者雇用事例/おおつかがゆく!

企業は障がい者とともに成長できるのです

株式会社ウィニングコーポレーション
代表取締役   赤崎 耕一さん
人事管理部部長 佐々木 克美さん

障がい者雇用率30%を超えている物流会社が東京・府中にあります。うそではありません。
最初はなかなかうまくいかなかった、「障がい者にはできないのかな」という心のバリアがあったそうです。
ところが「2年経ったら突然できるようになった」のだとか。そして今は、障がい者従業員たちは、正真正銘の戦力です。
ウチには障がい者雇用は無理、そう考えている社長さんたちにぜひぜひ知っていただきたい会社です。


こちらがウィニングコーポレーションの府中流通センターです。


佐々木部長です。
業務の説明をしていただきました。


1期生の豊田さん
入社12年です。
豊田さんの入社がすべての始まりです。


すごい。手早い。
ピッキングや箱詰めをはじめとする一連の物流業務をテキパキとやっておられます。
誰から指示をされるわけでなく、どんどん仕事が進んでおります。


1階フロアです。
どの人が障がい者かわかりません。


2階フロアです。
午後はパートさんたちは帰ってしまい、障がい者スタッフだけで仕事を進めます。
おお~。壮観としか言いようのないシーンです。


諏訪さん
入社4年目です。


休憩中のショットです。
現在、重度の方を含めて9名の知的障がい者が働いています。
和気あいあいで、とても癒されますね。
こんな職場で働きたいとだれもが思います。

~おおつかのひとりごと~

初めて障がい者を雇用した12年前。
なかなか戦力になってくれない。試行錯誤の連続だったそうです。
でも企業理念には『人にやさしく福祉を実践』とある。「辛抱して雇用を続けた」そうです。そうしたら、2年たったら突然なんでもできるようになったのだとか。

雇用したことのない会社では「心のバリア」があると前置きしたうえで、
「障がい者は確実に戦力になってくれます。時間はかかるかもしれないけど、実は何だってできるんですよ!雇用してみればわかります」と断言する赤崎社長。
障がい者雇用と事業の成長はシンクロしているものだと経営者が理解すれば解決する。まだまだいくらでも雇用の場は増やせる。と、あらためて確信したのでした。

訪問先データ

会社名:株式会社ウィニング コーポレーション
所在地:東京都府中市本宿町4-31-1(府中流通センター)
TEL:042-352-3253
障がい者雇用数:9名(知的障がい)
http://www.winning-corp.com/index.html

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