障がい者雇用事例/おおつかがゆく!

コンビニの店舗で就労に向けた訓練ができる!

ファミリーマート新宿3丁目スポーツセンター店

毎日お世話になっているコンビニ。なくてはならないコンビニ。そのコンビニで、企業就労を目指して障がい者の方が訓練をしていらっしゃるんです。これは見逃せません!早速突撃取材させていただいたという次第です。

そのコンビニとは。。。。。
ジャーン。
ファミリーマート新宿スポーツセンター店です。

障がい者の就労訓練中です。の看板が。
ふむふむ。こんなコンビニみたことありません。

店長の荒橋陽一さんと新宿区障害者就労福祉センター(チャレンジワーク)の長峯彰子さんにインタビューしました。
おおつか:コンビニ店長のお仕事は激務ということで有名です。店長業務に加えて就労の訓練も提供されるわけですよね。荒橋さんは同店の店長を自分で希望したんですか?
荒橋さん:そうでもないんです(笑)。でも決まったときはうれしかったですよ。新しいことをまかされたので。
おおつか:不安はありませんでしたか?
荒橋さん:ないといったらウソになります。障がい者の方と一緒に仕事をした経験はありませんでしたから。

おおつか:就労に向けた訓練のプログラムについて教えてください。
荒橋店長:新宿区の障がい者の就労支援を担う団体のひとつである新宿区障害者就労福祉センター(チャレンジワーク)と連携して実施しています。ファミリーマート(ファミマ)は店舗やバッグヤード業務の一部を訓練プログラムとして提供しています。実際に営業しているお店での訓練というのはとても有意義であると思います。

長峯さん:(チャレンジワーク)現在、知的、精神合わせて4人の障がい者の方が訓練中です。月~金の中で、曜日を決め、1日最大6時間のトレーニングを実施しています。
おおつか:プログラムの構成は?
長峯さん:4つのステップが設定してあります。一番難易度の高いステップはレジなどの接客業務も含まれています。表舞台で働ける人材を作るということも意識 したプログラムになっています。

訓練の模様です。
訓練生の小泉さんです。
訓練生の名札はつけていますがユニフォームはスタッフとまったく同じものです。
「訓練は楽しい!」といってくださいました。
普通にお客様が来店し、普通にお買い物をしている中での訓練です。

施設から職員が同行し、作業の進め方などについてきめ細かく支援しています。

おおつか:今の心境を教えてください!
荒橋さん:訓練生の皆さんの成長に驚いています。普通のスタッフより成長が早い部分もあります。こんなにできるとは正直思っていませんでした。訓練を希望される方を積極的に受け入れて行きたいと考えています。

~おおつかのひとりごと~

郵便局の数より多いコンビニ。地域のいたるところにあります。コンビニで雇用が進めば、すごいことになります。今回のファミリーマートを拝見して、できそうな気がしてきました。ありとあらゆるコンビニに障がい者の働く姿が見られる。そんな日も遠くないぞ。確信めいた思いを抱いたおおつかなのでした。

訪問先データ

会社名:株式会社ファミリーマート 新宿スポーツセンター店
住所:東京都新宿区大久保3丁目 新宿スポーツセンター1階
TEL:03-5287-5186
ファミリーマートニュースリリース
URL:http://www.family.co.jp/
company/news_releases/2008/080711_1.html

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